ご存知の通り日本に滞在するブラジル人は、約30万人と言われます。 そのほとんどが就労を目的として来日している日系人であり、 その家族とともに来日した子どもたちで、現在就学年齢に達している子どもたちの数は推定5万人と言われています。
中でも、不就学児童・生徒が2万人と最も深刻な状況になっています。
その原因については、両親が仕事に忙しく子どもたちの教育に時間が取れなくコミュニケーションを計れず親子関係がよくない家庭や、学校へ行っても日本語が理解できず不登校になる児童・生徒等、多くの両親や子どもたちが悩みを抱えている現況です。
その為、私たちは一人でも多くの児童・生徒が就学できるような環境をつくり、保護者が安心できる学校運営を目指し、ブラジル帰国後も本国とひけを取らない高い知性と創造力や社会性を兼ね備えた未来を担う見識ある人間の教育に努めて参りたいと考えています。